未経験分野への転身を目指す求職者にとって、公共職業訓練(ハロートレーニング)は最大のセーフティネットであり、同時にステップアップの跳躍台だ。プログラミング、医療事務、CAD製図、介護福祉など、受講料無料(テキスト代等実費別)で学べるコースが県内各地に用意されている。
特筆すべきは、雇用保険の基本手当を受給しながら受講する場合、訓練期間中の給付が延長される特例措置が存在する点だ。さらに、受給資格がない求職者であっても、一定の収入要件を満たせば「職業訓練受講給付金(月10万円+交通費)」を受け取りながら通学できる。目先のアルバイトで時間を切り売りする前に、行政の支援制度を使って生活費を確保しながらスキルを身につける選択肢を検討すべきだ。