日本のコーン系スナック菓子文化を語るうえで、ハウス食品が誇る「とんがりコーン」の存在は外せない。指にはめて食べた幼少期の記憶を持つ人も多いはずだ。円錐形の独特なフォルムと、高温の植物油でカラッと香ばしく揚げられたコーングリッツの歯触り。あの唯一無二のクリスピー感は、誕生から数十年を経た現在もまったく色褪せていない。
一方で、スナック界の巨頭であるカルビー株式会社も黙ってはいない。ポテトチップスで培った圧倒的なフライ技術とフレーバー開発力をコーンスナックへ大胆に注入。素材のコクを余すところなく引き出した濃厚な焼きとうもろこしフレーバーや、北海道産コーンを贅沢に使用した季節限定ラインを展開し、王道市場に強烈なカウンターを打ち込み続けている。両雄が競い合うことで、コーン菓子の基本クオリティは底上げされ続けているのだ。