ネット上のレビューや木曽を訪れたファンの口コミを検証すると、共通して強調されているのが「マルガラさんの底知れぬ明るさと気遣い」です。
「扉を開けると、テレビで見た通りのとびきりの笑顔で迎えてくれた」「初対面なのに昔からの知り合いのように温かく接してくれた」といった感動の声が数多く投稿されています。店内には御嶽海の番付表や化粧まわしの記念写真、巡業時の記念品が所狭しと飾られており、息子への愛情が空間全体から伝わってきます。提供されるチャームやおつまみには、家庭的な日本料理に加えてフィリピンの郷土料理が並ぶこともあり、その手作りの美味しさも高い評価を得ています。
マルガラさんはフィリピン出身。若くして日本に渡り、木曽の地で夫の春男さんと出会って結婚しました。日本という異国の地、しかも冬の寒さが厳しい山深い木曽谷で、一人息子の久司(御嶽海の本名)を育て上げる日々は、言葉や文化の壁に直面する試練の連続だったと過去のメディア取材でも振り返っています。しかし持ち前の陽気さとタフな精神力で乗り越え、地元住民にも愛される名物ママとして確固たる地位を築いていきました。
過去に放送された民放バラエティ番組やスポーツ特番インタビューにおいて、マルガラさんは「息子が勝っても負けても、怪我なく土俵を降りてくれればそれが一番の幸せ」と涙ぐみながら語ったことがあります。その一方で、バラエティ番組では司会者の突っ込みに対して天真爛漫なリアクションを返し、共演者を爆笑の渦に巻き込むなど、類まれな華やかさを発揮。その飾らない人柄こそが、遠方からわざわざ足を運ぶファンを惹きつけてやまない最大の要因となっています。