アニメ制作会社やスポンサーも、こうしたネット上の反応を完全に無視することはできなくなっている。公式がどれだけ美麗な宣伝文句を並べても、ネットの集合知による「本音の評価」は一瞬で見透かされてしまうからだ。むしろ、ネットでネタにされることを織り込んだかのような演出やキャラクター設定が、近年の作品で見受けられるのも偶然ではないはずだ。
もちろん、掲示板の意見がすべて正しいわけではない。偏見や過激な言葉遣いも多いため、眉に唾をつけて読む必要はある。それでも、彼らのフィルターを通した評価が、作品の長期的な「格付け」に少なからぬ影響を与えている事実は否定できない。