この数年間で最も受験界を沸かせたトピックが、青山学院大学の継続的な偏差値上昇と、中央大学法学部の都心(茗荷谷キャンパス)移転に伴う劇的な復活劇です。
青山学院大学の強さは、単なる「華やかなイメージ」だけではありません。文系学部の拠点を文系の聖地ともいえる「青山キャンパス(渋谷・表参道エリア)」に集約したことによる学生生活の利便性、そして時代ニーズを捉えた学部改編が功を奏しています。加えて、駅伝をはじめとするメディア露出の相乗効果が高校生世代に絶大な好印象を与え続けています。
一方、中央大学の法学部といえば「司法試験に強い名門」でありながら、八王子・多摩キャンパスの立地条件が受験生の足かせとなっていました。しかし、2026年4月に文京区・茗荷谷キャンパスへ移転して以降、志願者数・合格難易度ともにV字回復を達成。司法試験の合格実績を維持したまま通学利便性が飛躍的に向上したことで、早慶法学部の併願先・併願辞退先としての存在感を取り戻しています。