TCR横浜銀蝿R.S.を語る上で欠かせないのが、フロントマンである翔(横浜銀蝿)とJohnnyの特別な絆だ。高校時代からの盟友であり、同じ夢を追った2人の関係は、単なるビジネスパートナーやバンドメンバーの枠を遥かに超えている。だが、その裏には表には出ない激しい葛藤と未公開のドラマが存在した。
バンドが絶頂期を迎えていた当時、あまりの多忙と環境の変化により、メンバー間の意見対立が深まった時期があったという。Johnnyが裏方への道を選んだ際も、翔との間には言葉にできない複雑な思いが交錯していた。ある音楽関係者はこう明かす。「Johnnyがキングレコードでヒット作を連発していた頃も、翔は常に彼の動向を気にかけ、Johnnyもまた銀蝿のステージを遠くから見守っていた」。数十年を経て再び同じステージに立った時、2人の間に言葉は不要だった。長年の静寂を破るツインギターの響きこそが、友情の真実を物語っていたのだ。