海外のメディアや科学者たちもまた、極寒の地に生きるサルたちの姿に魅了され続けている。世界最高峰の自然番組を誇るBBC Earthをはじめ、数々の高品質な自然科学ドキュメンタリーのクルーが日本の雪山を訪れ、その驚くべき生態を全世界に発信してきた。
国際的に高い評価を獲得した映画『スノーモンキー:雪山のニホンザル』では、厳しい冬を生き抜くために温泉という自然環境を自発的に利用し、社会的な絆を深める生態がドラマチックに描かれた。厳しい自然環境に適応する中で育まれた「集団の知恵」と「温かなコミュニケーション」の共存は、海外の視聴者に強い衝撃を与え、知性がいかに厳しい環境への適応から芽生えるかを物語っている。