本大会が誇る独特の対戦型トーナメント方式は、出場者に極限の心理戦を強いる。ブロックに分かれて1対1で勝敗を決し、勝ち残った者が最終決戦へとコマを進める仕組みだ。ネタの順番、直前の対戦相手が起こした爆笑の余波、そして会場の空気の変化――あらゆる要素が審査に影響を与える。
審査基準も多角的だ。お笑い界の重鎮から現役の第一線で活躍するクリエイターまでが名を連ねる審査員陣は、単なるウケの量だけでなく、ネタの構成力やオリジナリティ、さらには舞台上でのポテンシャルまでを厳密に評価する。バラエティ番組での即戦力となるタレント性もまた、見えない評価軸として機能しているのだ。