検討者が後悔を避けるために、事前に把握しておくべき「盲点」と「ネット上の誤解」を整理します。
第一の誤解は、「バンタンに入れば誰でも有名クリエイターになれる」という錯覚です。現場直結型のカリキュラムは、自主的に動く学生には無数のチャンスを提供しますが、指示待ちの学生を底上げするような補習体制は認可校ほど手厚くありません。課題をこなすだけで満足していると、ポートフォリオ(作品集)の質が上がらず、就職活動で厳しい局面に立たされることになります。
第二の盲点は、公的な奨学金や資格制度の制限です。日本学生支援機構(JASSO)の第一種・第二種奨学金は対象外となるため、学費調達にはオリコ等の提携教育ローンや日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)を活用する必要があります。資金計画は出願前に緻密に立てておく必要があります。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
バンタンデザイン研究所を選択すべきか否かは、個人の目的意識とキャリア戦略に完全に依存します。以下の明確な判断基準を参考にしてください。
【おすすめできる人】
- 「大卒」「専門士」といった学歴称号にこだわらず、現場で即通用する実力とポートフォリオを最優先で手に入れたい人
- 現役で活躍するプロ講師からリアルタイムの業界ノウハウや人脈をどん欲に吸収したい人
- 将来的にフリーランス、独立、起業、あるいは実力重視のクリエイティブプロダクションを目指している人
【慎重になるべき人・他校を検討すべき人】
- 一般企業への事務職就職や公務員採用など、「専門士」「大卒」の学歴をセーフティネットとして確保しておきたい人
- 手取り足取り教えてもらえる環境を好み、自主的な作品制作や徹夜作業への耐性に不安がある人
- 学費の公的無償化制度やJASSO奨学金、通学定期学割の利用が必須となる家庭環境の人