月と地球の距離38万Kmの驚愕!徒歩や新幹線の時間と遠ざかる真相

月と地球の距離38万Kmの驚愕!徒歩や新幹線の時間と遠ざかる真相

今注目を集めている 月と地球の距離38万Kmの驚愕!徒歩や新幹線の時間と遠ざかる真相について、多角的な視点を整理して公開しています。

Q1:月と地球のあいだに太陽系の他の惑星が全部入るというのは本当ですか?
A1:事実です。地球と月の平均距離は約38万4400kmですが、太陽系の水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星の直径(赤道直径)をすべて合計すると約37万6000kmとなります。したがって、最も近づく近地点(約35万6400km)を除けば、平均的な配置状態であればすべての惑星を一列に並べても約8000km以上の隙間が残ります。

Q2:アポロ計画のロケットは3日で着いたのに、探査機によっては何ヶ月もかかるのはなぜですか?
A2:目的と搭載する推進剤(燃料)の量の違いによるものです。アポロ計画や将来のアルテミス計画のような有人飛行では、人間の生命維持装置や食料の限界があるため、大量の燃料を消費して「ホーマン遷移軌道」などの最短ルートを通り約3日で強行突入します。一方、JAXAの「SLIM」などの無人探査機は、ロケットを極限まで小型・軽量化するため、地球や月の引力を利用した「スイングバイ」や複雑な低エネルギー遷移軌道を用い、数か月かけてゆっくりと効率的に月へ接近する軌道を採用しています。

Q3:月が毎年3.8cmずつ離れていくと、最終的にどこかへ飛んでいってしまうのでしょうか?
A3:月が地球の引力を完全に振り切って宇宙の彼方へ脱出することはありません。月が遠ざかるにつれて地球の自転速度が落ち、理論上は約500億年後に「地球の自転周期」と「月の公転周期」が完全に一致する(約47日)地点で潮汐摩擦によるエネルギー移動が停止し、遠ざかる現象も止まります。ただし、実際にはその前の約50億年後に太陽が寿命を迎えて赤色巨星化し、地球も月も太陽に飲み込まれると予測されているため、軌道を離脱する心配はありません。

山下 哲也
Author

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。