秋田県最南端のにかほ市に位置する「道の駅象潟 ねむの丘」が、東北エリアの数あるロードサイド施設の中でも常にトップクラスの立ち寄り率を記録し続ける背景には、圧倒的なロケーションと徹底した施設設計の掛け合わせがあります。目の前には遮るもののない日本海が広がり、背後には出羽富士と称される霊峰・鳥海山がそびえ立つという唯一無二の地形的アドバンテージを誇ります。
施設の象徴となっているのは、高さ約20メートル級のセンターハウスに集約された多層構造です。1階の特産品販売所やレストラン、2階の展示スペース、3階のリラクゼーションフロア、そして4階に配置された温泉浴場まで、縦の動線を活かして日本海の眺望を最大限に引き出す工夫が施されています。単に「トイレ休憩に立ち寄る場所」ではなく、「ここを最終目的地として旅の計画を立てられる滞在型施設」へと昇華させた点が、リピーターを生み出し続ける決定的な要因です。