ブームの波及効果は、SNSのタイムラインだけに留まらない。現在、若者たちの間では彼女独特の言い回しやワードセンスを模倣した「めみちゃん構文」が爆発的に流行している。独特のテンポ感と、どこか文学的でありながらクスッと笑えるフレーズの数々は、日常のメッセージアプリやXのやり取りで頻繁に使われるようになった。
「最初は一部の若い世代で使われ始めた言葉遣いでしたが、今ではテレビのバラエティ番組や企業の公式アカウントまでがそのフレーズを取り入れています」とトレンドライターは語る。「言語感覚の鋭さが、流行の枠を超えて日本語の新しいポップニュアンスとして定着しつつある。言葉そのものが一人歩きし、文化的な記号として消費される現象は、近年のエンタメ業界でも極めて異例です」。