ドリカムのステージを象徴する衣装は、日本を代表するトップデザイナーたちの卓越したクラフトマンシップによって生み出されています。その中心に君臨するのが、ファッションデザイナーの丸山敬太(ケイタマルヤマ)氏です。
丸山氏とドリカムの歩みは1991年のツアー衣装から始まりました。30年以上にわたる強固なパートナーシップの中で、丸山氏は吉田美和さんの躍動感とロマンティシズムを具現化するドレスを数え切れないほど手がけてきました。繊細な刺繍、大胆な色使い、風を孕んで美しく舞うドレープなど、吉田さんの歌唱パフォーマンスを最大化するケイタマルヤマドリカム衣装は、グループのビジュアルアイデンティティそのものとなっています。
さらに近年、ドリカムの衣装世界に新たな衝撃を与えたのが三原康裕氏(ミハラヤスヒロ / Maison MIHARA YASUHIRO)の参入です。丸山敬太氏とは学生時代からの旧知の仲である三原氏は、2018年の「ドリカム30周年前夜祭」から本格的にプロジェクトへ合流。翌2019年のワンダーランドや2026年以降のツアーでも、ストリートのエッジと脱構築的なアプローチを融合させた革新的なピースを提供しています。
吉田美和さんの華麗なドレスコレクションと対をなすように、中村正人さんのステージ衣装もまた緻密に計算されています。低音を支えるベースプレイを妨げないカッティングでありながら、吉田さんの放つ極彩色と見事に調和する重厚でモダンなセットアップは、三原氏や丸山氏のテーラリング技術の賜物です。