私たちは今、SNSで「わかりやすさ」を求められすぎている。誰もが共感できること、誰もが傷つかないこと。そんな綺麗に整えられたタイムラインに、私たちは少し疲れているのかもしれない。
「細かすぎて伝わらない」という言葉は、裏を返せば「全員に伝わらなくていい」という宣言だ。
クラスの数人にしか伝わらないようなマニアックな笑い。それを大真面目に披露し、大人が爆笑している。その光景を見るだけで、どこか救われた気持ちになる。万人に向けたコンテンツがあふれる現代だからこそ、この「狭さ」が何よりも愛おしいのだ。