消費者の間で波紋を呼ぶ「セリア大量閉店」の全貌とは何か。100円ショップ業界で独自の地位を築く株式会社セリアだが、全国各地で不採算店の整理や店舗網の見直しが進行している。気になる対象店舗一覧の傾向を見ると、商業施設の老朽化に伴う退店や、近隣店舗との自社競合(カニバリゼーション)を起こしている地方の郊外型店舗、さらには賃料コストが高止まりする都市部の不採算ビルイン店舗が中心となっている。
最新の閉店情報は、セリア公式サイトの「店舗検索・新店閉店情報」ページで随時更新されており、地域ごとに対象店舗を確認することが可能だ。しかし、愛用者を驚かせているのはその閉店数だけではない。「なぜ今、あれほど人気の店舗が消えるのか」という衝撃の閉店理由である。その本質は、急激な採算性の悪化を前にした「損切り」と、次なる成長へ向けた体質改善にある。