受験や資格試験における心理戦を描いた三田紀房のヒット作『ドラゴン桜』や、中学受験の凄絶な裏側を描く『二月の勝者-絶対合格の教室』。これらの作品が提示する本質は、単なる精神論ではない。
精神科医であり受験戦略家として知られる和田秀樹氏も長年提唱している通り、試験は「感情で挑むもの」ではなく「技術とシステムで攻略するもの」だ。不合格になる受験者は感情の起伏に振られ、「今日は気分が乗らない」「落ちたらどうしよう」と無駄なエネルギーを消費する。対照的に合格者は、感情を排して日々のタスクを機械的に淡々と消化していく。