高知県高知市で生まれ育った広末涼子。地元での少年期にも似た元気いっぱいの少女時代は、常に家族の温かな愛情に包まれていた。近所の住民からも「素直で活発な子」として親しまれていた彼女の実家は、インテリア雑貨店を営んでいたことでも知られる。母親の洗練されたセンスと、父親の穏やかで筋の通った性格が、少女時代の彼女に強い感性と健全な価値観を植え付けた。
広末涼子の両親は、娘が急激に脚光を浴びた際にも浮足立つことなく、常に地に足の着いた暮らしを貫いた。過熱するメディアの取材に対しても丁寧かつ毅然とした態度を保ち、愛娘が安心して帰れる「絶対的なホーム」を守り抜いたのだ。この実家の存在こそが、多感な時期の彼女を精神的に支える最大の砦となった。