2001年公開(日本公開は2002年)のディズニー&ピクサー映画『モンスターズ・インク』で、サリーやマイクの最大のライバルとして立ちはだかったランドール・ボッグス。この狡猾な悪役キャラクターの日本語吹き替えを担当したのが、声優の青山穣(あおやま ゆたか)氏です。
ランドールは、子ども部屋の悲鳴エネルギー獲得ランキングで常にサリーの後塵を拝し、激しい対抗心を燃やす「万年2位」のモンスター。会社幹部のウォーターヌースと裏で手を組み、卑劣な手段でトップの座を奪おうと画策します。青山穣氏は、ランドールの持つプライドの高さと、追い詰められた際に見せる神経質でヒステリックな感情の起伏を、絶妙な粘着感とスピード感のある発声で見事に具現化しました。
子供向けアニメーションの勧善懲悪に留まらない、大人のエゴや焦燥感を漂わせる青山氏の芝居は、作品のサスペンス要素を一段引き上げる決定打となっています。