花田勝彦氏は現在、早稲田大学競走部駅伝監督として、長距離ブロック全体の強化・育成を統括しています。2026年6月の監督就任当時、早大は前回の箱根駅伝で総合11位に沈み、シード権を落とす苦境に立たされていました。伝統校ならではの重圧がかかる中、花田監督は基礎トレーニングの見直しとチーム規律の再構築に着手しました。
その結果、就任直後の第99回箱根駅伝で見事にシード権を奪回。その後も上位争いに食い込む安定したチーム力を根付かせています。単に駅伝で勝つことだけを目的に置かず、トラック種目での自己ベスト更新や日本選手権・世界大会への挑戦を推奨する指導スタイルは、選手の高いモチベーションを引き出しています。
指導体制が成熟期に入った現在では、各学年にバランスよく実力者が揃い、ロードでの粘り強さとトラックでのスピードを兼ね備えた強固な布陣を形成。名門再建を着実に推し進めるリーダーとして、大学駅伝界内外から熱い視線が注がれています。