「うちはマンションの2階以上だから道路から見えない」という過信は極めて危険です。マンションにおける洗濯物盗撮の手口は、近年のデジタル技術の進歩に伴い劇的に変化しています。
最も典型的な手口は、数十倍の光学ズーム機能を備えたスマートフォンや超望遠デジタルカメラによる遠距離撮影です。数百メートル離れた向かいのマンションの共用廊下や非常階段、近隣の立体駐車場、遠方の高架橋などから、ベランダの奥まで鮮明にズーム撮影されます。
さらに、目隠しフェンスのわずかな隙間や排水口の隙間を狙った小型カメラ撮影、自撮り棒を伸ばして階下や隣のベランダから差し入れる撮影手口も確認されています。外部からの視線を遮るルーバーや格子の隙間であっても、角度を変えれば内部が筒抜けになる死角が存在します。