世界的な統計において、白人層におけるヘテロクロミアの発生率は数十倍〜数百倍規模の開きがあるのに対し、オッドアイ日本人確率は極めて低い数値にとどまります。
ヨーロッパ系人種の場合、メラニン生成に関与する遺伝子(OCA2やHERC2など)の多様性が高く、集団内に元々青目や緑目の対立遺伝子が豊富に存在するため、先天性ヘテロクロミアの発現率は約0.1%〜0.5%程度と推計されています。
対する日本人は、集団のほぼ100%が濃褐色(ブラウン)の虹彩を決定づける強固なメラニン生合成遺伝子を保有しています。両親から受け継ぐ色素形成のシグナルが非常に強いため、片方の目だけメラニンが著しく欠乏する突然変異が起きる確率は数万分〜数十万分の1以下(0.001%未満)という極小値です。街中やメディアで見かける日本人のオッドアイの大多数は、カラーコンタクトレンズの装用による演出であるのが実情です。