今年店頭に並ぶプロダクトの技術革新には目を見張るものがある。従来のアクリル主体だった製品とは完全に一線を画し、最先端の繊維テクノロジーが惜しみなく投入されているのだ。
代表例が、宇宙飛行士の船外活動服にも応用される「調温素材(PCM)」を微小化して編み込んだモデルだ。周囲の温度変化に応じて吸熱と放熱を繰り返し、皮膚表面を常に快適な31℃前後に維持する機能を持つ。さらに、肌側に天然の上質シルク、外側に高密度の微小遠赤外線放射セラミック繊維を配した二重構造タイプも人気を集める。汗をかいても蒸れず、肌ざわりは至高。かつて「チクチクする」「蒸れて不快」と敬遠していた層が、この圧倒的な着心地の良さに驚き、リピーターとなるケースが相次いでいる。