初心者が最もつまずきやすいポイントが、TAB譜の線の並び順と実際の楽器の上下関係です。TAB譜に描かれている横線はベースの弦を表していますが、配置が直感と逆に感じられる構造になっています。
標準的な4弦ベースの場合、TAB譜の4本線は上から順に次の通り対応しています。
【4弦ベースTAB譜の弦配置】
・一番上の線:1弦(最も細い弦 / 高音・G音)
・上から2番目:2弦(D音)
・上から3番目:3弦(A音)
・一番下の線:4弦(最も太い弦 / 低音・E音)
ベースを構えて上からのぞき込むと、手前に太い4弦があり、下側に細い1弦が見えます。しかしTAB譜では「高い音が出る1弦が上、低い音が出る4弦が下」にレイアウトされています。この視点のズレを「ベースを正面から見た図ではなく、指板を倒して上から見下ろした図」として捉えることが、読み違えを防ぐコツです。
なお、5弦ベースのTAB譜では線が5本になり、一番下に最も太い「5弦(Low-B音)」が追加されます。基本ルールは4弦と全く同じで、下に向かうほど低い弦になっていきます。
横線の上に書かれているフレット番号の見方も極めてシンプルです。
・「0」:どこも押さえずに弦を弾く(開放弦)
・「1」「3」「5」…:ヘッド側から数えてその番号のフレット(金属バーの手前)を押さえて弾く
・縦に数字が重なっている場合:複数の弦を同時に弾く(和音・コード)