魅力的な店舗がぎっしり並ぶなか、満足度を極限まで高めるにはちょっとした要領がいる。鉄則は「1軒につき1杯と1品」。ひとつの店に長居せず、テンポよく暖簾をくぐり替えていくのがスマートな呑兵衛の流儀だ。特に混雑がピークに達する19時から21時はどこも満席になりやすいため、18時台前半にスタートダッシュを切るか、21時半過ぎの回転狙いで攻めるのが失敗しない立ち回りである。
キャッシュレス決済が進んだとはいえ、小銭や千円札を財布に忍ばせておくと会計が驚くほどスムーズになる。また、隣り合った常連客に「次のおすすめありますか?」と軽く声をかけてみるのも一興。「あそこの裏メニューは頼んだほうがいい」といった生きた情報が手に入ることもしばしばで、どんな観光ガイドブックよりも頼りになる夜歩きのナビゲーションになるはずだ。