ECサイトで適当に選んだ結果、「座面が硬すぎてお尻が痛い」「自宅の椅子とサイズが合わない」と挫折するユーザーは後を絶たない。失敗を避けるためには、以下の3つの評価軸を厳格にチェックする必要がある。
第1に「サポートの支点」だ。腰椎のカーブを後ろから押すタイプか、あるいは腸骨を左右から包み込んで骨盤の傾きを止めるタイプかによって、身体へのフィット感が大きく異なる。腰に鋭い痛みがある場合は、腰椎ではなく「仙骨と坐骨」で支える構造を選ぶのが鉄則だ。
第2に「設置環境と素材の硬度」。既存のワークチェアやダイニングチェアの上に載せるシートタイプの場合、ウレタンの反発性と厚みが座面高を変えてしまうため、机との高さバランスが崩れないか確認が欠かせない。第3に「着座時間の長さ」であり、短時間の集中作業向けか、8時間以上の連続使用を想定した体圧分散設計かを見極めることが肝要となる。