利用料金の安さに目を奪われがちですが、実際に現地を訪れると直面する「意外な盲点」がいくつか存在します。ネット上の掲示板やレビューで誤認されやすい実態を浮き彫りにします。
第一の盲点は地下駐車場の収容力と料金体系です。会館地下には約60台を収容できる自走式・機械式複合の有料駐車場が用意されています。料金は最初の一定時間以降、30分ごとに公定レートで加算される仕組みであり、近隣の商業施設(ラゾーナ川崎等)の土日特別料金に比べれば割安に設定されています。しかし、平日は館内の公的相談窓口や産業支援機関を訪れる社用車で午前中から満車に近づき、休日はホールでの大規模イベント参加者の車両が集中します。高さ制限(2.1m制限)もあるため、ワンボックスの大型ハイルーフ車や荷物を積んだハイエースなどで搬入する際は注意が必要です。万が一満車の場合は、隣接するかわさきデルタ周辺のコインパーキング(30分300円〜400円前後)へ回る必要があります。
第二の盲点は喫煙所の設置状況です。受動喫煙防止対策を定めた改正健康増進法および川崎市の受動喫煙防止条例に基づき、会館敷地内は基本的に全面禁煙となっています。以前存在していた屋外喫煙スペースも大幅に見直されており、「館内を出ればすぐ吸える」と考えている愛煙家は注意が必要です。近隣エリアで喫煙可能な指定喫煙所を探す場合、川崎駅西口デッキ下の指定喫煙エリアまで足を延ばさざるを得ないのが現状です。
第三の盲点は館内のカフェ・レストランおよび昼食事情です。1階ロビー周辺には軽食やドリンクを提供するラウンジカフェが営業していますが、席数には限りがあり、昼時には館内職員や近隣オフィスのビジネスパーソンで瞬く間に埋まります。ホールで400名規模の催事が行われる場合、昼休憩時に数百名の参加者が一斉に周辺へ流出するため、「ランチ難民」が発生しやすい環境にあります。幸いにも徒歩3〜5分の距離にかわさきデルタ内の飲食店街やミューザ川崎のレストラン街、コンビニエンスストア(セブン-イレブン、ファミリーマート)が点在しているため、主催者側はあらかじめ周辺マップを用意するか、仕出し弁当の事前手配をアナウンスしておく配慮が求められます。