変幻自在の怪優が到達した50歳の境界線:山本耕史はなぜこれほどまでに愛され、恐れられるのか

変幻自在の怪優が到達した50歳の境界線:山本耕史はなぜこれほどまでに愛され、恐れられるのか

変幻自在の怪優が到達した50歳の境界線:山本耕史はなぜこれほどまでに愛され、恐れられるのかの注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。

NHK大河ドラマにおける彼の貢献度と爪痕は、もはや語り草だ。『新選組!』で演じた土方歳三役は、今なお「土方歳三といえば山本耕史」と多くの時代劇ファンに記憶されている。冷徹な策士でありながら、内面に燃えるような熱量と哀愁を秘めた副長を熱演し、作品の骨格を作り上げた。

さらに『真田丸』の石田三成役、『鎌倉殿の13人』の三浦義村役で見せた演技の深みは圧巻だった。情に流されないロジカルな思考、狡猾さと友情の間で揺れ動く複雑な人間心理。セリフのないカットであっても、目線のわずかな動き一つで人物の裏の顔を表現してみせる。近年のドラマ作品で魅せる「怪演」や、突如として画面の空気を変えるバイプレイヤーとしての存在感は、まさに職人技の域に達している。

山口 彩花
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山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。