2000年代後半、彼女の運命は劇的な好転を見せます。松浦亜弥の楽曲に合わせ、口パクとダイナミックなダンス、そして時折漏れ出る「男らしい地声」をミックスさせた「エアあやや」のパフォーマンスがバラエティ番組で爆発的な話題を呼びました。「言うよね〜!」というキャッチフレーズとともに、一躍お茶の間のトップスターへと駆け上がります。
さらにその名を世界に知らしめたのが、2009年にタイで開催されたトランスジェンダーによる世界最高峰の美の祭典「ミス・インターナショナル・クイーン」です。圧倒的なプロポーションと洗練されたダンスパフォーマンス、そして豊かな人間性を審査員に高く評価され、日本人として初となるグランプリ(世界一)の栄冠を手にしました。単なるバラエティタレントの枠を超え、美のアイコンとして歴史にその名を刻んだ瞬間でした。