木村拓哉の代表作として今も語り継がれるヒット作『HERO』は、共演者との身長差を測るうえで極めて重要なサンプル資料となる。劇中で名コンビを組んだ松たか子の公称身長は165cm。二人が検察庁の廊下を歩くシーンや立ち話をするカットでは、常に明確な身長差が視覚的に捉えられていた。
松たか子がローヒールやスニーカーを履いている場面において、二人の頭頂部の差はおよそ10cmから12cm程度に保たれている。これは、176cmと165cmという二人の公称値の差と完璧に合致する。撮影用のアングル調整や台座の使用を疑う声もあるが、ロケ撮影の引きの画角においてもその比例関係は変わらない。長年支持されてきた伝説的テレビドラマの現場でも、彼のスタイルはごく自然な形で記録されていたのだ。