Q1:人工膀胱(ストーマ)を造設しても以前と同じように仕事や旅行はできますか?
A1:十分に可能です。装具(パウチ)の密閉性や防臭性能は年々進化しており、周囲に臭いや音が漏れる心配はほとんどありません。予備の装具を持ち歩き、オストメイト対応トイレの場所を事前に把握しておくことで、旅行や出張、スポーツなど術前と変わらないアクティブな生活を送ることができます。
Q2:なぜ竹原慎二さんや小倉智昭さんは人工膀胱ではなく代用膀胱を選んだのですか?
A2:代用膀胱は小腸を使って体内に尿を溜める袋を再建するため、お腹の表面にパウチを貼る必要がなく、尿道から排尿できるというメリットがあります。仕事柄、人前に立つ機会が多いことや活動スタイルを考慮した選択ですが、がんの発生部位や転移の有無、患者の年齢や体力によって適応できる術式は厳密に判断されます。
Q3:膀胱がんのリスクを高める最大の要因は何ですか?
A3:最大の危険因子は喫煙です。タバコに含まれる発がん性物質が血液を通じて腎臓でろ過され、尿として膀胱内に長時間溜まることで細胞が傷つけられます。喫煙者の膀胱がん発症リスクは非喫煙者の約2〜4倍とされており、禁煙が最も有効な予防策とされています。