毎日の調理において、最も作業効率を左右するのが下ごしらえの違いです。
ピーマンは基本的にヘタを切り落とし、内部の種と白いワタを取り除いてから料理に合わせて細切りや乱切りにします(※近年はワタに含まれるピラジンを摂取するため丸ごと食べる調理法も普及していますが、口当たりを整える下処理が一般的です)。
対照的に、ししとうは「種ごと丸ごと食べる」のが基本ルールです。皮が薄く種も小さく柔らかいため、そのまま加熱しても口に残りません。
ただし、ししとうを調理する際には絶対に忘れてはならない工程があります。それは「加熱前の穴あけ(空気抜き)」です。ししとうは密閉性が高く皮が薄いため、油で揚げたり強火で炒めたりすると内部の空気が熱膨張し、激しく破裂して油が跳ねる危険があります。包丁の先で小さな切れ目を入れるか、爪楊枝や竹串で1〜2箇所プスッと刺しておくだけで、破裂を完全に防ぐことができます。