音楽界最大の栄誉であるグラミー賞のシーズンが訪れるたび、検索トレンドの上位を独占するのが「カニエ・ウェストと妻ビアンカ・センソリはグラミー賞に出席したのか」という疑問です。歴代最多級の受賞歴を誇るカニエと、新世代のミューズとなったビアンカの動向には、常に世界中のパパラッチが張り付いています。
実際、グラミー賞本戦のレッドカーペットや公式セレモニーだけでなく、授賞式前後に開催される大手レーベルやセレブリティ主催のアフターパーティー、プレイベント会場において、ふたりの姿は幾度となく目撃されてきました。カニエ・ウェストがビアンカを伴って公の場に現れる出席理由は、単に音楽の栄誉を祝うためだけではありません。自らの音楽作品(『Vultures』シリーズなど)のプロモーションと、既存のメインストリームメディアに対するカウンターカルチャーとしての意思表示が深く結びついています。
公式の授賞式会場に入るか否かに関わらず、その周辺で繰り広げられるふたりのパフォーマンスは、結果として本戦の受賞者たち以上のバイラル効果を生み出し、グラミー賞という巨大イベントの話題性を事実上ジャックする構造を作り出しています。