現地を訪れるなら、絶対に外せない巡礼スポットが存在する。物語の冒頭、蒙古軍を迎え撃った決戦の地として知られる小茂田浜神社だ。境内には、自らの命を賭して島を守ろうとした武将・宗助国を祀る石碑が静かに佇む。寄せ波の音を聴きながら鳥居の前に立つと、作中の壮絶な開戦シーンが鮮明に脳裏によみがえる。
モデルルートとしてまずおすすめしたいのが、島の中央に位置する浅茅(あそう)湾の周辺だ。海上に佇む赤鳥居が神秘的な和多都美(わたづみ)神社は、潮の満ち引きによってその表情を激しく変える。参道の奥に広がる原生林は、ゲーム内で境井仁が佇んでいた静寂そのものだ。さらに、一般的な観光ガイドにはあまり載らない穴場として、島北部の木坂(きさか)集落にある防風用の石積み構造「ヤグラ」や、断崖絶壁に佇む志多留(したる)の夕日スポットを挙げたい。観光客の喧騒から離れ、島の原風景にひたることができる極上の場所だ。