アンダーアーマーの原点であり、代名詞とも言えるのが汗を素早く吸収発散するヒートギアや、筋肉のブレを抑えるコンプレッションウェアだ。1990年代後半、汗で重くなったユニフォームに悩むフットボール選手のために生まれたこの技術は、スポーツ界に革命をもたらした。
しかし、この強烈な締め付け感(セカンドスキン)と吸汗速乾機能は、初めて着用する一般ユーザーにとって「肌への貼り付きが気になって落ち着かない」「締め付けが強すぎて不快」という誤解を生む原因にもなった。アスリートの成果を支える機能性と、一般の快適性の基準との乖離が、着心地に対する好悪を二分する要因となっている。