日本最古の温泉地として世界的に名を馳せる有馬温泉。かつて戦国時代の名将・豊臣秀吉が幾度も湯治に訪れ、戦の傷を癒やすとともに城下町としての整備を推し進めた歴史を持つ。いま、この歴史的ロマンが息づく街に、新しい世代の風が吹き込んでいる。
賑やかなメインストリートから一歩離れ、情緒ある入り組んだ路地裏に足を踏み入れてみてほしい。古い木造建築をリノベーションした隠れ家風のロースタリーカフェや、伝統工芸に現代の感覚をプラスしたクラフトショップがひっそりと佇む。昔ながらの湯治場風情と現代的な感性が交差する空間は、旅の深みを何倍にも増してくれる。