安全対策のハイテク化も見逃せない。実行委員会は今回、各打ち上げ地点の周辺エリアに最新のAI人流観測カメラを網の目のように配置した。
特定の区画で密度が閾値を超えた場合、来場者のスマートフォンへ瞬時に迂回ルートや空きエリアの情報が配信される。さらに、鑑賞エリアの大部分を事前予約制の有料席へと刷新したことも大きなターニングポイントだ。無料エリアでの無秩序な場所取りを防止し、観客一人あたりの空間をしっかり確保する。「誰でも自由に群がるイベント」から「整然と楽しむ安全なエンターテインメント」への転換が、現場の混乱を劇的に減らしている。