大涌谷を訪れる上で絶対に軽視できないのが、火山活動に伴う突発的な環境変化と交通規制です。
現在の大涌谷は火山活動の推移を24時間体制で厳重に監視されています。気象条件(無風状態や気圧変化)によって火山性ガス(二酸化硫黄・硫化水素など)の濃度が基準値を超えた場合、大涌谷園地への立ち入り制限や県道734号の緊急通行止めが即座に発令されます。
また、強風や濃霧、雷雲の接近によって箱根ロープウェイが一時運休となるケースもあります。ロープウェイが止まると代替バスへの誘導や道路交通への負荷が一気に高まるため、観光当日は箱根町の「火山防災マップ」や「箱根山火山情報」、気象庁の警報・注意報をリアルタイムで確認する習慣をつけておきましょう。喘息や気管支疾患、心臓疾患をお持ちの方は、ガス濃度規制の有無にかかわらず体調への配慮が不可欠です。