こうした職場環境の変化は、客観的なデータにもはっきりと表れている。株式会社リクルートが実施した最新の職場コミュニケーション意識調査によると、社外での飲み会を「不要」「できれば参加したくない」と答えた新入社員の割合は年々増加傾向にある。また、厚生労働省が示す労働環境ガイドラインにおいても、過度な参加の強制や酒席でのハラスメント行為への警戒が強く呼びかけられている。
ここで頭を抱えているのが、上からの圧力と下からの反発の板挟みになる中間管理職たちだ。「懇親を深めたいが、強要と取られたくない」「チームの結束をどう作ればいいのか」という苦悩は深く、職場の飲み会開催そのものを躊躇する声も少なくない。