現代の公共施設に不可欠な「防災と環境」へのアプローチも抜かりはない。巨大地震や集中豪雨など、近年激甚化する自然災害への備えとして、施設全体の耐震補強とともに大規模な自主発電設備と備蓄倉庫が新たに整備された。万が一の災害時には、広大なロビーや多目的スペースが瞬時に指定避難所兼支援物流拠点として機能する設計になっている。
また、屋根一面に設置された太陽光パネルと高効率断熱材の採用により、施設運営に伴うCO2排出量は従来の約40%削減を達成したという。環境への配慮と安全性の確保。この2つの土台がしっかりと構築されているからこそ、人々は安心して文化活動に没頭できる。地域社会のライフラインとしての信頼性が、施設の価値をさらに高めている。