「汚れがひどいから」と規定量を大幅に超えてオキシクリーンを投入するのは避けるべきです。過剰な濃度は洗浄力を高めるどころか、様々なトラブルの引き金となります。
オキシクリーン水溶液はアルカリ性を示すため、濃度が高すぎると衣類の繊維を傷め、色物や柄物の染料を脱色・変色させてしまうリスクが跳ね上がります。特にウールやシルク、革製品などの動物性繊維や金属製ボタン・ファスナーが付いた衣類は、アルカリに弱く変質しやすいため使用できません。
また、浸け置き時間にも上限があります。過炭酸ナトリウムの漂白・除菌反応は投入から約6時間でほぼ終了するため、6時間以上の浸け置きは繊維へのダメージを増やすだけで逆効果です。浸け置きが終わったら、必ず水でしっかりとすすぎ流すか、通常の洗濯機洗浄を行ってください。
肌への配慮も欠かせません。計量中や粉の移し替え時に舞い上がった粉末を吸い込まないよう換気を行い、溶液に直接触れる作業では必ず家庭用ビニール手袋やゴム手袋を着用して肌荒れを未然に防ぎましょう。