2018年春に発表された結婚の知らせは、日本中に大きな驚きを与えた。当時まだトップアイドルグループ「V6」の主要メンバーとして絶大な人気を誇っていた森田と、数奇な運命を乗り越えて大女優の座を不動のものにしていた宮沢。世間の関心は一気に沸騰したが、二人が選んだのは極めて慎ましやかで地に足のついた私生活だった。
家族としての時間を何よりも尊重し、宮沢の連れ子である娘とも深い信頼関係を構築。かつて所属していた旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)での活動においても、森田は自身のアイデンティティを「役者」へと純粋にシフトさせていく。アイドルという枠組みに安住せず、生身の人間として舞台や映像で勝負する覚悟を決めた背景には、隣で表現の荒波に立ち向かい続ける宮沢の静かな存在があったことは想像に難くない。