相手の詭弁にペースを乱されず、冷静に対処するためにはどうすればよいのか。ここでは、議論で言い負かされない方法として効果的なステップを紹介します。
最も確実な論点のすり替えへの対処法は、相手の持ち出した新しい話題を深追いせず、当初の「問い」へとアンカー(錨)を戻し続ける技術です。
- 相手のすり替えを肯定も否定もせず分離する:「その点(相手が持ち出した話)についても後ほど確認が必要ですね」と一度受け流す。
- 元の論点を宣言して引き戻す:「ですが、まず今決着をつけるべきなのは『Aの納期遅延のリカバリー策』です」と本来の話題を再提示する。
- 文字に残す(可視化):口頭でのやり取りで煙に巻かれやすい場合は、議事録、チャット、ホワイトボードを活用し、議題と現在地を視覚的に固定する。
相手の挑発的な言動に乗って感情的になった時点で、相手の狙い通りに論点がブレてしまいます。「相手を論破すること」を目指すのではなく、「本来の目的から脱線させないこと」に全神経を集中させることが決定打となります。