旧体制の崩壊を経て発足したSTARTO ENTERTAINMENTの時代に入り、この構図は決定的な転換期を迎えた。エージェント契約の導入や権利関係の透明化により、タレント個人のプライベートに対する過度な統制が解かれたからだ。
新体制下では、個人の信教の自由は尊重されるべき基本的人権として扱われる。従来のような「宗教色の排除」という名目での締め付けもなければ、逆に「特定組織とのパイプによる優遇」も通用しない。コンプライアンスの厳格化が進んだことで、キャスティングはかつてないほど実力主義へとシフトしている。
業界内での忖度構造が解体された結果、噂レベルの宗教的結びつきを理由にタレントを評価・排除する風潮そのものが、急速に時代遅れとなりつつある。