専門学校選びにおいて最も陥りやすい罠が、公式サイトに掲載された「就職率95%以上」といった数字の鵜呑みです。学校関係者や就職担当者への取材によると、この数値には「デザイン職以外の一般事務や販売職での就職」や「卒業直前の希望者のみを母数にした算出」が含まれているケースが少なくありません。
デザイン業界で真に通用する人材を輩出しているかを見極める指標は、「デザイン職種への正規雇用率」と「過去3年間のポートフォリオ(作品集)の平均水準」です。特にWebデザインやグラフィックデザインの現場では、2026年現在、AIツールを使いこなした上で「なぜそのビジュアルにしたのか」を言語化できる能力が求められています。カリキュラムにプレゼンテーションやコンセプトメイキングの講評会がどれほど組み込まれているかが、学校の質を測るリトマス試験紙となります。