2026年、東日本高速道路(NEXCO東日本)が踏み切った最大の改革の一つが、時間帯別変動料金制(ダイナミックプライシング)の本格導入である。大型連休や行楽シーズンの週末、大都市近郊区間での集中混雑を避けるため、混雑ピーク時の通行料金を引き上げる一方で、早朝や深夜の割引率を拡大した。
この試みは即座に効果を発揮している。行楽客の利用分散が進み、かつて数十キロメートルに及んでいた足利ICや加須IC付近での大渋滞は大幅に緩和。観光客にとっても、時間をずらすことでお得かつ快適に旅を楽しめる合理的なシステムとして受け入れられつつある。