では、現場のプロはどのようにして極上の1本を見極めているのだろうか。中古選びで絶対に外せないチェックポイントの筆頭は、フォームの「変色」と「浸水の有無」だ。特に太陽光による黄ばみは、ポリウレタンやEPSフォームの経年劣化を示すバロメーターとなる。黄色みが強いボードは反発力が失われ、本来のドライブ感が損なわれている可能性が高い。
次に確認すべきはデッキ面の凹み(フットマーク)と、レール沿いの小さなクラック(ひび割れ)だ。爪を立てて引っかかる傷があれば、確実に浸水のリスクがある。プロシェイパーの代表格であるアル・メリックの手掛けたボードなど、ハイパフォーマンスな人気ブランド品ほど、前所有者のライディングスタイルによる負荷が局所的にかかっていることが多い。特にフィンボックス周辺の強度は入念に確かめたい。クロス補強がしっかり残っているか、剥離(デラミネーション)がないかを指先で確かめるのがプロの技だ。