小泉家の歴史を紐解けば、元首相・小泉純一郎の強烈なカリスマ性と脱派閥の精神が思い起こされる。「郵政民営化」で日本を揺るがした劇場型政治の記憶は、息子の進次郎にも色濃く宿る。しかし、家庭環境という点において、父と息子のアプローチは対照的だ。
かつて私生活の多くを伏せ、ある種の孤独を漂わせながら権力の頂点に立った純一郎に対し、進次郎は家庭生活の価値観をオープンにし、新しい政治家のライフスタイルを提示している。妻である滝川クリステルの国際感覚や環境意識は、夫の政策提言や政治信条にも少なからぬインスピレーションを与えており、小泉ブランドのアップデートに決定的な役割を果たしている。