「結婚式に黒を着ていくのは不吉なのか」という疑問に対する明確な答えは、「条件付きのOK」だ。冠婚葬祭の礼式を管轄する一般社団法人日本フォーマル協会の見解においても、黒のドレス自体がフォーマルウェアとして否定されることはない。むしろ、格式の高い夜のパーティーや正装として黒は世界的に広く認められている。
しかし、2026年現在のウェディング現場において注意すべきは、全身を「黒一色」で固めてしまうことだ。黒タイツや黒ストッキングを合わせたり、マットな生地で装飾のないデザインを選んだりすると、どうしても喪服の印象を与えてしまう。結婚式参列マナーの鉄則は「新郎新婦を祝う華やかさ」を添えること。黒を着るからこそ、素材のツヤ感や立体的なシルエット、そして小物でのカラープラスが欠かせない極意となる。