返信用封筒を受け取った際、最初に確認すべきなのは宛名面に印刷された「行」や「宛」の文字だ。自分宛てに差し出された封筒には、あらかじめ相手方の敬称として「行」などが印字されている。投函する前には、この「行」を斜めまたは縦の二重線(訂正線で消し、その脇や下に「様」または「御中」を書き足すのが鉄則だ。定規を使って丁寧に二重線を引くことで、洗練されたビジネスマナー実務ガイドに準拠した美しい印象を与えることができる。
また、切手の貼り方にも時代に合わせた配慮が不可欠となる。2026年郵便料金改定制度の施行に伴い、定形郵便や定形外郵便の基本料金体系は新たな運用基準に移行した。古い料金の切手をそのまま貼って差し出すと、料金不足で差出人に返送されたり、相手方に不足分が請求されたりする大失態につながる。投函前には必ず正しい額面の切手がまっすぐに貼られているかを確認したい。