気象庁が発表した最新の台風進路予測によれば、台風は勢力を維持したまま関東沖を北上し、茨城県沖へ最も接近する見通しだ。中心気圧の低さと強風域の広さが相まって、上陸の有無にかかわらず強烈な風雨をもたらす可能性が高い。ウェザーニュースをはじめとする気象民間機関の解析でも、県南・県東部を中心に激しい雨雲が長時間停滞する予測が出ている。
特に注視すべきは、短時間の大雨に伴う低地での浸水と高潮による冠水リスクだ。都市部の排水処理能力を超える雨量は、道路冠水や床下・床上浸水を一気に引き起こす。さらに、最大瞬間風速の跳ね上がりにより、電柱の倒壊や送電線の断線に起因する大規模停電が広範囲で懸念される。過去の停電事例でも復旧までに数日を要したケースがあり、電源確保や冷暖房停止対策を含めた事前準備が欠かせない。